君に出会ったことが奇跡。



どうして君だったのだろう？

どうして僕だったのだろう？

それは偶然？それとも必然？





僕が負けたら君はずっと側にいてくれる。僕が勝ったら、別れが待っている。


『清浄なる魂を正しき路の流れに戻さなければなりません』


イシズさんが言ってた。

もう一人の僕が今のままいたら、例え僕という肉体を失っても未来永劫さまよわなければならないんだって。

そんなの悲しすぎるよ。

黄金櫃のカード。この櫃に入れたカードは互いプレイヤーはゲーム終了まで使用することは出来ない。

その中に、僕はこのカードを入れる。

どうしてこのカードを選んだのか。

死者は決して蘇ることはない。ゲームだからこそ出来る技であり、現実には決してありえない事。

だから、在るべき場所へ君を帰さなければならない。

それが僕の決意。



「もう一人の、僕…」



君も何が正しいか、分かってる。それでも全力で戦ってくるだろう。だから僕も全力で戦う。

走馬燈のように流れる記憶。強大な決闘者相手に二人で勝ち進んできた。



でも。



『運命なら、いつか交わることもあるでしょう』


その言葉を信じて。


「これが最後の決闘になるんだね」


それは予感だ。

いつになく厳しい戦いとなるだろう。

でも心の底では望んでいた決闘。




ボクは黄金櫃をそっと閉じた。









●＝＞
原作最終回読んで書いたＳＳもどき。ヘタですが、書いてみたかったので。すんません（苦笑）
表ちゃんはしっかりしてると思います。王よりも。だからそれが哀しいです。
別れは悲しいけれど、王が魂封じてなかったらあえなかったんだから、
それはそれでよかったと思います。
来世ではきっと二人一緒だよ
んでラブラブなの〜ｖｖそうです私は闇表…ふふふ。
海城も好き。節操ないけど、まぁこのサイト見れば分りますよねぇ（苦笑）
ＴＶ最終回は父様のせいで見れなかったんだよ〜（泣）
ボックス出るまで我慢なのです、ううっ。